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 Mobara Baptist Church

「神の福音のため」

2007年1月7日 塩山宗満

 ローマの信徒への手紙 1章1-7節

 この手紙が書かれたのは紀元56-7年だと言われています。そのころになると、ギリシャやアジアの各地にキリスト教会が出来て、信徒も増加の一途をたどっていましたので、そのようなところから首都ローマへ移ってきたユダヤ人キリスト者、各地で改宗をした異邦人キリスト者がローマに自然に集まり、家の教会のような形で集会を持っていたのではないでしょうか。私たちの茂原バプテスト教会もこの場所で伝道が始まって10年が過ぎました。最初は新小岩教会出身の人たち中心だったのですが、新しい人たちが加わってきて茂原教会としての歩みが続いています。他の教会のメンバーだけど、引っ越してきてから教会を探していた人、キリスト教にふれたことはあるけれど、まだ信じてはいなかった人、キリスト教が全くはじめての人など、いろいろな人たちがいろいろな動機で、ここに足を踏み入れてこられるのです。そのようにして加わってくださった方と一緒に、次の10年をどう展開していけばよいかを考えていきたいと思うのです。
 1章1‐7節を読んでいるとパウロの興奮が伝わってきます。まだ会ったことのないローマの信徒へ、神の福音を伝える機会が与えられて、わくわくしているようすが目に浮かびます。ですから読んでいる私たちもわくわくしてきます。このパウロの最初の挨拶を私たちの群に呼びかけられていると受け取ってみましょう。そしてパウロが語ろうとしている信仰の奥義をローマの信徒たちと一緒にこれから学びましょう。まことに新年にふさわしい挨拶を受け取って、パウロが語る「神の福音」のメッセージをこれから10週間ほど戴いて神様からの恵みに浸りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

〒297-0012
千葉県茂原市六ツ野3394-5

TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満