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 Mobara Baptist Church

「信仰告白・使徒信条」

2007年7月1日 塩山宗満

 創世記 1章1-5節

 私たちの教会の信仰告白の最後の項目は、「5.私たちは世々の聖徒たちと共に「使徒信条」を告白します。」となっています。
 旧約聖書の1ページ目を開くと、「始めに神は天と地を創造された」(創世記1:1)と記されています。使徒信条が「天地の造り主を信ず」と告白するとき、これは人間を含めすべてのものを存在させ、これを支えている神様への信仰です。日本人は神、霊、人の境界線がはっきりしていませんから、「人」が「神」になってしまうということも良くあります。その、「人」のところを、「経済成長」とか「ご利益宗教」に置き換えると自分と神との対決などなしに、気軽にそちらに乗り換えていく習性を持っています。
 それに対して、使徒信条が「造り主なる神」と言うとき、この世界、人類は神様によって造られ、神様の支配のもとにあるという信仰告白をここでしているのです。そして、その作られた人間に神は自由を「恵み」としてお与えになったのですが、人間はこの自由を乱用し、神様のみこころにそむく行動をしてしまったと語ります。また、この世界を造り、人間を創造した後も、神さまは人間を愛してくださり、歴史のなかで働いてきたことをこの使徒信条は告白しています。その最も大きな出来事が、イエス・キリストの誕生とその生涯、特に十字架と復活なので、それもしっかりここに告白しています。
 私たちの教会は今も、新しい方を迎えつづけています。これからも広がりを持つことを願いつづけ、そのようになっていくでしょう。それにふさわしい信仰告白はどのようなものでしょうか。今の信仰告白に追加する必要があるのか、「教会の約束」との整合性をどう取るか、そのようなことをみんなで考えていきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満