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 Mobara Baptist Church

「内側も造られた神」

2007年9月30日 塩山宗満

 ルカによる福音書 11章37-44節

 あるファリサイ派のひとがイエス様を食事に招きました。でも、一同が食卓についたとたんに問題が起きました。イエス様が手を洗わないまま、食卓についたのをファリサイ派の人は厳しく見咎めたのです。それに対して、イエス様は次のことを語られました。「外側を造られた神は、内側もお造りになった。内側、すなわち心が人々の行いを決めるのだから、その心で神をあがめていきなさい。器の中にある物を人に施せ。神様が求めておられるのは、内なる自分を神様にささげ、人々にささげることなのだ。そして、正義の実行と神への愛をおろそかにしてはいけない。」
 日曜日に教会に来て、礼拝に出ることは信仰生活の最も基礎です。私たちの生活の全てがここから始まる、といっても良いでしょう。けれども、それと同時に、私たちが置かれている場でもキリスト者としての信念に基づいて生き、動き、語っていかなければなりません。日曜日だけのキリスト者ではなく、毎日、職場で、学校で、家庭で、町の中で、地域の中で、キリスト者として生きていきましょう。イエス様がこのファリサイ派の人たちを問題にされたのは、彼らが形だけ守っているが心が神様のほうへ向いていない、ダブルスタンダードで生きていたからなのです。神に付くか、世に付くか、それをここでは問題にしておられるのです。私たちにも同じ問いが投げられています。神に付くか、世に付くか。私たちは答えを持っています。神に付くと腹を決めました。ですから、どこででも、神様に付く生き方をしていきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満