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 Mobara Baptist Church

「狭い門」

2009年6月21日 塩山宗満

 マタイによる福音書 7章13-20節

 私たちは今、山上の説教の中で、様々なイエス様の言葉を戴いて、それに従って生きるように勧められています。あるところは、なるほどと理解してそのように生きようと思うし、あるところはとてもとても、こんな生き方は私には無理だ、と思わされるところもあります。その、総まとめのようなこの最後の所で、イエス様は狭い門から入れと言われます。
 イエス様は命に通じる門は狭く、道は細く、それを見出すものは少ないと言われます。でも、イエス様は門を広く開けて待っておられるのです。私たちにはどれが狭い門か、広い門かが分からないので、結局門を狭くし、道を細くしてしまっているのは私たち自身なのではないでしょうか。命に通じる道を選ぶためには、イエス様が歩かれた狭い門、細い道、十字架への苦しみとその後の復活を信じるしか私たちが命にたどり着く門はないのではないでしょうか。私たちは狭い門、狭い道を歩かれたイエス様を信じることにより、修行や鍛錬などもなしに命にいたる道を歩んでいくことができるのです。そして、イエス様の十字架と復活があるからこそ、誰でも求めれば与えられ、探せば見出すことができ、門をたたけばあけてもらえるのです。
 私たちは毎日の生活の中でいつも選ぶことが求められます。降りかかってくる問題にどう答えるか、悩みの種は尽きません。その時に、主イエスが歩かれた道を振り返りこの狭い門から入れと言うみ言葉をもって判断して行きましょう。問題を前にして、そこに神の助けを祈りましょう。そして、考えに考えて、決断して歩んでいきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満