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 Mobara Baptist Church

「岩の上の家」

2009年6月28日 塩山宗満

 マタイによる福音書 7章24-29節

 このイエス様のお話はこういう解釈も良くされます。「岩の上に自分の家を建てた賢い人とは、イエス様の言葉を自分のものとして、神に信頼を置き、何ごとにも迷わされずにしっかり信仰を持って生きていく人のことです。私たちの人生にはいろいろな難問が降りかかってきます。そんな大変なときでも、イエス様のみ言葉にしっかり足を置いて、信仰によって生きていくならばその嵐のような人生の出来事に出会っても倒れることなく、流されることなく、しっかりと立ち続けていくことができるのです。」
 そうは言われても、私たちには、山上の説教の言葉を行うことができない、そんな痛みを覚えます。岩、という言葉はマタイによる福音書では次に16章に出てきます。イエス様が弟子たちに、「あなたがたはわたしを何者だと言うのか」と迫られたときに、ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えました。それに対して、イエス様が、「あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。」と言われました。教会は岩の上に建てられ、その土台はイエス様です。そしてパウロを第一の敷石として、その上にいろんな人たちの石がおかれていって、キリストの教会が出来上がってきました。
 そして、この茂原にも教会が出来ました。この教会もイエス様という土台の上に建てられた家なのです。イエス様の言葉を聞きつづけてきた教会も、わたしたちも、「ではあなたたちはどう歩みを進めようとしているのか」と問われます。今日の総会で私たちはこの先10年の祈りの課題となることがらを幾つか検討してみようと言うことにもなっています。その検討する中でやはり、この山上の説教に語られていることをどう聞き取って歩むのかが問われるのです。どうかそのことを憶えて、総会に出席をお願いいたします。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満