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 Mobara Baptist Church

「権威には従うべきか」

2010年1月3日 塩山宗満

 ローマの信徒への手紙 13章1-7節

 まだ行ったことのないローマの教会、まだ会ったことのないローマのクリスチャンたちに対して、パウロはまずその基本として、国家や権威には従いなさいということを語っています。国家や権威は、社会の秩序を作り出し、そこに住む人たちの安全を確保し、外からの敵に対して平和を保障するように努めるのですから、それを行う権威に対して、従いなさいと言うのです。
 ここに書かれているパウロの言葉はいつの時代にも通用する普遍的なことなのでしょうか。いや、パウロだって、この世の権力が一時的であることはよく知っています。彼自身いろいろな権力とぶつかって、逮捕され、牢屋に入れられたり、鞭で打たれたりしているので、間違った権威というものが存在するということはよく知っていました。権威ある人たち、皇帝や政府の役人たちもこの世に属する人間ですから、間違いを犯すし、罪も犯します。しかも、剣という力、武力を持っていますからなおさら厄介なのです。そこでキーワードになるのが5節にある「良心」という言葉です。パウロはここで何が何でも権威にしたがいなさいといっているわけではありません。ユダヤ人の中には熱心党と言われる反ローマのグループがありました。そういう誤った熱心ではなく、良心で判断をした上で、権威に従いなさい、と語ります。
 1979年の日本バプテスト連盟の信仰宣言では「教会は国家に対して常に目をそそぎ、このために祈り、神のみむねに反しないかぎりこれに従う。」と言っています。私たちも主に願って、そのような目を、良心を持つことができるように祈りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満