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 Mobara Baptist Church

主のために生きる」

2010年1月17日 塩山宗満

 ローマの信徒への手紙 14章1-12節

 「信仰の弱い人を受け入れなさい。その考えを批判してはなりません。(ローマ14:1)」パウロが敢えてここにこう書いているということは、食べ物のことで、お互いを裁きあう問題があり、交わりを壊してしまうような現実があったのでしょう。5節には「日」のことが出ています。ある人はある「日」は大事でその日をしっかり守らないと信仰的ではないというし、ほかの人はそんな日を守ることは何の意味もないと考えます。ここで取り上げているのは、キリスト者として神のみ心にかなう、と信じて、行っている食事の習慣や、暦のことです。
 パウロは違った意見や、考え方を持った人も“受け入れなさい”と述べています。受け入れる、という言葉は元のギリシア語では「自分たちの仲間にようこそと受け入れる」、という意味の言葉が使われています。交わりに加えられる、ということでしょう。
 食べ物のことについても、日のことについても、信仰に基づいて各自が自分の心の確信に基づいて決めればよいし、そのような自分自身を確立させるような心の中の場所を持つべきだとパウロは言います。
 私たちは、愛を持ってお互いを赦しあいながら生きていくように導かれてきたのですから、さばきあうのはやめてお互いを、主にあって認めあって生きていこうとパウロは勧めます。「わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。」とのみ言葉を聞いて、神様が私たちをそこまで愛してくださったのですから、その愛に応えた生き方をしていこうではありませんか。


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牧師 塩山宗満