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 Mobara Baptist Church

「天地の創り主」

2010年2月28日 塩山宗満

 創世記 1章1-23節

 聖書の1ページ目を開くと、「初めに、神は天地を創造された。」(創世記1:1)と記されています。この最初の言葉が聖書の中身を一番よくあらわしています。聖書は「この宇宙も、地球も、自然も人々もすべてが神の意志によって作られたものなのだ」と宣言します。
 皆さんはどのような時に神を自分の身近な存在として感じますか。私たちがどのようにして神を知ることができるか、についてパウロは「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。(ローマ1:20)」と述べ、神が創られたものに出会ったり、自然の不思議な様子に出会うと、私たちはああ、神がこの世界をお創りになったのだと知ることができるのだ、と語ります。
 これがキリスト教の主張の一番根底にあるものです。そして、被造物を見ることによって誰でも神のことを知ることができるはずなのに、神を知らないで生きている人間が多いため、イエス・キリストがこの世に送られてきたのです。2月17日(水)から教会歴ではいわゆる受難節、レントが始まり、4月4日(日)の復活祭、イースターの日まで、イエス様の苦しみと受難を覚え、悔い改めの時としてすごすことになっています。私たちも、神がこの天と地を創られたこと、その神が全世界の支配者であって、その方が私たちにイエス・キリストを送ってくださったことを感謝しつつ、このときをすごしましょう。祈りのカレンダーはそれにふさわしい個所を選んでありますから、ご活用ください。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満