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 Mobara Baptist Church

「手引きをしてくれる人がなければ」

2010年8月1日 塩山宗満

 使徒言行録 8章26-40節

 フィリポは聖霊に導かれて、エチオピアの高官が乗っている馬車に走りよります。高官が預言者イザヤの書を朗読しているのが聞こえると、「読んでいることがお分かりになりますか」と声をかけ、この高官は「手引きしてくれる人がなければ、どうして分かりましょう」と言って、馬車に乗ってそばに座るようにフィリポに頼みます。そして、フィリポはこの聖書のところから説き始めて、イエス様の福音を語ったのです。
 フィリポが語った福音とはどんなものだったのでしょう。「ここに書かれている人は、実はイエスという方で、神がイザヤを通して約束していたメシアとして、神がこの世に送ってくださった独り子なのです。けれどもユダヤの人々はそのことに気がつかず、そのメシアを十字架にかけて殺してしまいました。でも神はそのイエスを復活させ、命の基としてくださったのです。ですから私たちは自分たちの犯した罪を悔い改めて、イエス・キリストを救い主と信じななければなりません。そうすれば神からの救いにあずかることができるのです」と語ったでしょう。そして、この福音が私たちの人生の歩みにどのように関わっているかは、皆さんのそれぞれの証になるのです。
 このエチオピアの高官はこの後バプテスマを受けて、喜びながら帰っていきました。私たちもこのエチオピアの高官のように、喜びながら礼拝を続けていきたいと願います。さあ、しっかりイエス様を信じて、礼拝をしつつ人生を歩んでいきましょう。
 (引用聖句 使徒8:37)


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牧師 塩山宗満