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 Mobara Baptist Church

「ソドムの罪」

2011年3月6日 塩山宗満

 創世記 19章1-26節

 ソドムの人たちの罪は、旅の人を最善を尽くして歓迎するように神から教えられているのにそんなことを無視して、お客さんたちに乱暴を働こうとしていたことをとがめています。イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書などでソドムについて言われているところを見ると、この町の罪とは性的な乱れ、正義が行われない町、貧しい人を助けないで自分だけ贅沢をしているものたち、そういった都会にありがちな問題を持っていた、と言うことができるでしょう。ソドムに硫黄が降って、町が滅ぼされてしまったのは、この町に住む人たちが神を神としない罪に深く犯されていたからでした。神は正義を求めておられ、それが行われないことに我慢がならなかったのです。
今の私たちはどうでしょう。私たちも自分を振り返ってみると神の前に正しいと言いきることなどとてもできません。神の方へ向いてはいると思いますが、行いの一つ一つを確かめてみると、やはり罪人と言わざるを得ないでしょう。ルカ17:28-30でイエス様はもう一度この世に突然おいでになるのだ、と言っておられます。その日には私たちも裁きに会うのでしょうか。そう、裁きに会わなければならないでしょう。でも、私たちは心配する必要がありません。なぜなら、おいでになるのがイエス様ですから。私たちはこれからも間違いを起こし、さまよい歩くでしょう。でも大丈夫です。イエス様が私たちをガイドしてくださるのですから。イエス様を信じて、それぞれに与えられた人生を歩んでいきましょう。


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牧師 塩山宗満