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 Mobara Baptist Church

「マルコとテモテ」

2011年8月7日 塩山宗満

 使徒言行録 15章36節-16章5節

 バルナバは旅の同行者として甥のマルコを選びました。最初の伝道旅行で、途中で逃げ帰ってしまったマルコの態度をパウロは我慢することができませんでしたが、バルナバはそんなマルコをかばってキプロス島への伝道に連れて行きました。この時から10年ぐらい後になって、成長したマルコは、パウロの働きをいろいろな形で手伝っていたことがパウロの手紙の中に記されています。
 一方テモテはパウロの第2回伝道旅行に同行し、パウロの信頼を得て、「愛する子」、「信仰によるまことの子」とまで呼ばれるほどになりました。かれはこの地方の教会で指導者となり、大事な役割を果たしました。信仰はそのようにして受け継がれていきます。出だしでちょっとつまずいたけれども、立ち直ってパウロの伝道を助けていったマルコ、順調にパウロの働きの助け手となったテモテ、どちらも神に用いられた大事な存在でした。
 私たちの教会にも若い人たちが集められているのをとてもうれしく思います。今日本の教会は日本の社会の状況を反映して高齢化が進んでいます。連盟の諸教会の年齢構成の変化を調べると、この10年で700人ほどの信徒の増加が見られるのですが、年齢構成の方は、01年にはまだ青年層、20代、30代がそれなりの構成比率を占めていましたが、そのピークが50代、60代にシフトしています。私たちの教会にはまだまだ若い人たちがいます。また中高科から青年になっていく人も引き続きいますから、その皆さんがマルコが成長したように、どのように成長していくかが楽しみです。皆さんが次の世代のキリスト教会を背負っていくのです。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満