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 Mobara Baptist Church

「異教の神々の中で」

2011年8月28日 塩山宗満

 使徒言行録 17章16-34節

 ギリシアの中心地であるアテネで語る機会を与えられたパウロは、ここぞとばかりに福音を語っていきます。
 その要点は:◇ 神は世界を造られた ◇ 真の神は霊の神なので、偶像ではない。人の手で造った宮には住まない。◇ 神には不足はない。人の不足を神が命と霊と必要なものを与える ◇ 神は万物を支配し、人はその神に造られた者である ◇ 人はその神を礼拝しなければならない。そのためには悔い改めが求められる ◇ イエス・キリストがこの地上に送られ、そのことの証しのために十字架上で死に、復活された。
 死者の復活と言うことを聞いたアテネの人たちは、あざ笑ってその場を離れていきました。今も昔も、誰にとってもイエス様の十字架の出来事と、その後のよみがえりのことは理解できないことなのです。でも、福音を語ると言うことは、その普通では理解できないことを言い続けて、そこに聖霊の働きがあるように祈ることなのです。その不思議なことを分からせてもらった二人が2週間前にバプテスマを受けたのです。
 偶像がたくさん並んでいて、パウロが怒った、という状況は今の日本に似ていませんか。茂原のような小さな町でも神社はたくさんあり、何百年もの伝統のあるお寺があり、それが地域の人たちとの太いつながりを持っています。その中で、私たち茂原バプテスト教会はどのような宣教をしていけばよいのでしょうか。使徒言行録を読んでいつも感じるのは、「では、私たちはどう働けばよいのか」が問われていると言うことです。私たちの宿題として、どこかで一度皆さんとじっくり話し合いましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満