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 Mobara Baptist Church

「種を蒔き続けよう」

2011年9月4日 塩山宗満

 ルカによる福音書 8章4-8節

 この「種蒔きのたとえ」は大きく二つのことを言っています。一つは、「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。(5節)」という所です。種を蒔くと言うことは、み言葉に触れると言うことです。私たちはみ言葉を聞く三つのチャンネルを持っています。一つは、この主日礼拝です。ここで、読まれる聖書とそれに根ざした説教は私たちの信仰、教会生活、奉仕の業などをすべて整えます。み言葉を聞くもう一つのチャンネルは私たち一人一人が静まって聖書を開き、読む時を持つことです。神のみ言葉は聖書を読むことから聞こえてきます。そのうえで、もう一つのチャンネル、それが教会学校です。教会学校ではそれぞれのクラスのメンバーの必要に合わせて具体的にみ言葉が語られ、聴かれます。生活に密着した聖書の読み方がされ、ただ聴くだけではなく一人一人がみ言葉を語り、証しする場になります。このようなチャンネルを通して、私たちにみ言葉の種が蒔かれます。
 今日の聖書の箇所が語るもう一つのことは、私たちはこの蒔かれた種を受け止める大地である、ということです。種蒔きは毎年行われるのですから、たとえあるときは石地に蒔かれたように見えても、自分がよい地にまかれた種になるときが来るようにイエス様が祈って、待っていて下さいます。私たちに求められるのはこのみ言葉の種を播きつづけ、み言葉を聞きつづけ、そしてそれを受け入れ続けることなのです。それを礼拝に出席することと、教会学校のクラスに参加することの中から、学び取って頂きたいのです。どうぞそこに加わって、神の国の働きに参加して下さい。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満