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 Mobara Baptist Church

「主にあがなわれた人々は」

2011年10月16日 塩山宗満

 詩編 107編1-9節

 詩人は荒れ野で迷ってしまって飢え、渇き、魂は衰え果てていて、主に助けを求め叫んだ人たちを、主がまっすぐな道に導いて下さって、無事その苦しみから解き放ってくださったことを語ります。私たちも日本の置かれている状況を見ながら、日本の未来が明るくなるように、私たちの毎日の生活をしっかり見直し、神に助けを求める祈りを献げてきたいものです。日本が抱えている問題は教会にも明らかに現れています。バプテスト連盟の報告書を読んでみても、教会員の平均年齢が上がってきています。ですから高齢の方にどうみ言葉を伝えていくか、その働きが求められています。社会全体に不況が続き、仕事がないと言う状況の中で、働きたくても働くことが出来ない人たちが教会の中にもたくさんいるのです。でも、それも乗り越えられるとこの詩編は語ります。
 何を祈り求めるかは皆さんお一人お一人の状況によって違ってくるでしょう。ある人は仕事が与えられますようにとの祈りでしょうし、ある人は毎日の暮らしが支えられますように、と言う祈りでしょう。若い人たちは自分の歩むべき方向を祈りながらしっかり見つめて、進んでいってほしいと思います。いずれにしても、主が解決の道を備えて下さるという信頼を置いて、祈っていけばその道は備えられる、とこの詩編は主張するのです。私たちもこの神に信頼を置いて、私たちの毎日を過ごしていこうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満