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 Mobara Baptist Church

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「主の栄光」

2015年3月29日 塩山宗満

 出エジプト記 40章1-17、34-38節  (旧約 161ページ)

 幕屋が完成した後、雲がその幕屋を覆い主の栄光が幕屋に満ちた、と記されています。雲が幕屋を離れて昇るとイスラエルの民は出発して、次の目的地へ向かいました。幕屋は完成しましたが、荒れ野の旅が終わったわけではありません。これから主が示されたカナンの地への旅は続きます。けれどもこれからは主が民の真ん中にいてくださるのです。荒れ野の旅は進むべき時もあるでしょうし、とどまらなければならない時もあるでしょう。それも主が示してくださるのです。民はその都度、幕屋を解体して運び、また示された場所で組み立てて、そこで主と共にいるのです。こうして、イスラエルの民はエジプトの奴隷状態から解放され、救ってくださった主と契約を交わし、主の言葉に従う信仰の群れとなりました。そして、その群れがどう歩んでいけばよいのかは主が示してくださいます。「旅路にあるときはいつも、昼は主の雲が幕屋の上にあり、夜は雲の中に火が現れて、イスラエルの家のすべての人に見えたからである。(40:38)」とあるように、主の導きをすべての人が知ることができるようになったのです。このことを出エジプト記は人々に伝えたかったのです。
 いま、現代の幕屋である教会はイエス様がなし終えられたこと、そしてその弟子たちが受け継いできたことを委ねられています。わたしたちの教会も神がどのような方であるのかを語り伝える働きをするよう求められているのです。先週の総会で来週からの新しい年度の歩みを決議しました。それに沿って、喜びをもって歩んで参りましょう。来週の復活祭の礼拝でその喜びを分かち合いましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満