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 Mobara Baptist Church

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「神の種」

2015年6月14日 塩山宗満

 ヨハネの手紙一 2章28節-3章10節  (新約 443ページ)

 「神から生まれた人は皆、罪を犯しません。神の種がこの人の内にいつもあるからです。この人は神から生まれたので、罪を犯すことができません。(3:9)」キリストに出会って、その恵みを知らされた人は自分の問題に気がつかされます。そして気がつかされた人はこの愛の神のご意志に従って真剣に生きていこうとします。その過程で、やはり間違いを犯したり、神のことを忘れたりすることがあるかもしれませんが、生き方の一番底のところで神の方を向いて生きようとするのです。それは、神の種がその人の内に蒔かれているからなのです。ひとたび神の種が蒔かれた人はもう意識的に罪を犯すことはできません。
 わたしたちも「自分に罪がないと言うなら、自分を欺いている」と「神から生まれた人は皆、罪を犯しません。」というヨハネの二つの言葉の間に生かされています。ですから今日の聖書の言葉を真剣に生きていきたいのです。主イエスを救い主と信じる者、私たちにも神の種が蒔かれていて、それゆえに罪を犯さない、と宣言されています。悔い改めとは方向転換のことですから、神の恵みの内に置かれた私たちは神の方を向いて生きていくように導かれていくのです。そして、そのことを周りの人たちと分かち合います。今日はここに置いてあるお花をなかなか礼拝にお出でになれない方たちの所へ届けることになっています。また来週はCBUクワイアのコンサートがあります。そのような機会を主イエスの福音を伝えるために用いてくださるようお願いをいたします。ご一緒に楽しみながら、神の種が育っていくように祈りつつ歩んで参りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満