本文へスキップ

 Mobara Baptist Church

                     前週                                               次週

「祈り願うこと」

2015年8月16日 塩山宗満

 ヨハネの手紙一 5章13-21節  (新約 447ページ)

 「何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。(5:14-15)」信仰を持つ人たちが神に対して喜びに満ちた確信を持つことができるのは、自分たちの祈りが聞き届けられると確信しているからでしょう。
 何を願っても良いと言われても、そこには当然ある種の制限があります。求めることは何でもかなえられると主イエスが言われたとしても、その祈りが神のみ心にかなったものでなければならないでしょう。祈りは神に語りかけることなのですが、それは同時に神に聴くことでもあるのです。祈る時に神の御心にわたしたちの心を合わせて、そして祈ることが求められるのです。
 願うことが必ず聞かれるという確信が与えられているなら、わたしたちはその願いは既に神に聞き届けられていることを知るのです。これは、願ったことがもう完全に達成されている、と言う意味ではありません。祈りが聞かれ、最終的な結果が与えられるまでには時間が掛かるでしょうし、途中で願ったことが変化していくかもしれません。けれども、ヨハネは、「わたしたちが願ったことは、既にかなえられている」と知っているのだと語ります。「イエス様はあなたたちの願いを叶えると約束してくださいました。それに応じて、あなたたちは祈りの中で願い事をしました。そして、あなたたちが受けたものが、祈りへの答えなのです。」とヨハネは語ります。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

〒297-0012
千葉県茂原市六ツ野3394-5

TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満