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 Mobara Baptist Church

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「新しい天と新しい地」

2016年11月6日 塩山宗満

 ヨハネの黙示録 21章1-5節  (新約 477ページ)

 主イエスがこの世界にお出でになって神の国を説き、さらに十字架によって罪人への裁きがなされ、私たちの罪を負ってくださり、私たちと神との交わりが回復されました。けれども私たちの目から涙や嘆きの言葉が完全になくなったわけではありません。神の支配が始まっているのですが、神の国は未完成です。けれども、やがてこの神の国が完成する時が来ると聖書は語ります。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、4 彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。(21:3-4)」私たちはこれを地上では完全に受け取ることはできませんが、イエス様を信じて歩んでいるものにはそのしるしを神が私たちに見せてくださいます。主が共にいてくださるので、私たちは苦しみの多い人生であっても歩み通すことができ、困難に出会っても希望を持ち、生きる力を失わずに生かされており、また自分のことだけでなく周りの人たちのことも祈ることができるのです。
 ある方から、「天国はどんなところでしょうか。そこへたどり着いたらあとは何の苦労のないところで、永遠の住みかとしていることができるのでしょうか。」とお便りを戴きました。わたしはこう信じています。「主イエス・キリストを信じ、その救いのみ業に与ってこの世を歩んだ者は、地上の生涯が終わったら天に備えられている住み処に迎えられます」。神にある平安を戴いて、与えられた道を歩んでまいりましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満