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 Mobara Baptist Church

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「国家」

2018年4月15日 塩山宗満

ローマの信徒への手紙 13章1-7節 (新約 292ページ)

 連盟の信仰宣言では「国家も神の支配のもとにある。国家は救いに招かれているすべての人間の尊厳を守るべきであるが、決して良心の主となることはできない。良心の主は神のみである。私たちは信仰による良心の自由及び政教分離の原則を主張する。教会は国家に対して常に目をそそぎ、このために祈り、神のみむねに反しないかぎりこれに従う。」という決意表明をしています。
 国家も神の支配のもとにある、という文章は「神に由来しない権威はなく、今ある権威はすべて神によって立てられたものだからです(13:1)」とつながっています。時の政府はすべての人が人間らしく生きるための環境を整えることをまかされています。ただし、政府や権力がその枠を越えて、良心の部分にまで踏み込んでくるとそれは間違いです。戦前の日本政府は、その良心の分野に権力をもって踏み込んできたのです。そのような間違いを起こさないようにするために、「教会は国家に対して常に目をそそぎ、このために祈り、神のみむねに反しないかぎりこれに従う。」と宣言し、神のみ旨に反することが起きれば権力や権威に対してNOということは当然であると言っているのです。
 一市民として国や地方の政治を見守るのはキリスト者も他の人達も同じ、当然やるべき事ですが、バプテストはそれ以上のことを強調してきました。国家が正しく国家になるように見守り、場合によっては国の政治に対して批判的、抵抗的になることもあり得るということを確かめておきましょう。主に願って、そのように見極める目と良心をもつことができるように祈りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満