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 Mobara Baptist Church

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「幸いな人たちと不幸な人たち」

2019年7月7日 塩山宗満

 ルカによる福音書 6章20-26節 (新約 112ページ)

 イエス様の話を聞こうと集まってきた人たちにとって「貧しい人々は、幸いである。 今飢えている人々は、幸いである。」と言う言葉はとても新鮮でうれしい言葉でした。この人たちにとって、貧しいことはつらいことで、その日の食べるものがない、という時もあったでしょう。その中でイエス様は、あなた方は貧しいかも知れないが、神はかえってあなた方に完全な恵みをもって受け入れてくださるのだ、神の国はあなた方のものである、と語ります。また、イエス様を信じるがゆえに憎まれ、追い出され、ののしられ、汚名を着せられる人はさいわいだと言われます。その人たちには天において報いがあるというのです。
 一方、富んでいる人は不幸だともイエス様は言われます。「しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。(6:24)」富んでいる人たちは、今自分の持っているもので十分で、これからも自分の力でやっていける。神からの慰めなどはもう要らない、と思ってしまっているのです。
 でも、本当は今こそ神の慰めが必要なときなのです。今は、神の国が近付いているので、イエス様の招きに応える時なのです。イエス様はそのようなものに縛られ、見るべきものが見えなくなり、聞くべきことが聞こえなくなり、その上神のことも分からなくなってしまうことから私たちを守ろうとしてくださっているのです。そのイエス様が、十字架にかかり、よみがえってわたしたちを守るという責任を果たしてくださいました。このイエス様に従って、私たちに与えられた日々を歩んでいこうではありませんか。


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牧師 塩山宗満