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 Mobara Baptist Church

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「すべて神の栄光を現すため」

2020年7月19日 塩山宗満

 コリントの信徒への手紙一 10章23節-11章1節(新約 313ページ)

 「わたしがキリストに倣う者であるように、あなたがたもこのわたしに倣う者となりなさい。(11:1)」パウロは神の栄光が汚されない限り、キリスト者は自由だと明言します。信仰を持った人は、規律に縛られるのではなく「地とそこに満ちている」神の創造の贈り物を楽しんで、受け取って良いのです。
 では、パウロが言っているキリストに倣うとはどういうことでしょう。キリストに倣うとはキリストの十字架、キリストの生涯をいつも思うことです。キリストは弱い人と共に居られ、弱い人のために死なれました。高ぶるのではなく謙虚に、そして主にある愛を持って、主イエスを模範として倣うように勧められていて、とても緊張が求められる生き方ではないでしょうか。マーチン・ルーサー・キングやアフガニスタンで銃撃されて亡くなった中村哲さんのように劇的に命を投げ出す人もいるでしょう。そうではないわたしたちにとっても日常のことで自分の利益だけでなくほかの人のことをいつもおぼえて生きていく、ということが勧められているのです。
 ここでわたしたちに求められていることは、飲んだり食べたりという極めて日常的なことや毎日の生活の中で、キリストの十字架、生涯を思いながら、いつもほかの人のことを思いやって生きていく、それによって私たちは神の栄光を現すことができるのです。わたしたちの教会では礼拝のほかにいろいろな集会が持たれています。この後の総会で昨年度の教会の働きがどんなものであったか確認します。その働き一つ一つが神の栄光を現すものになっていくように努めていきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満