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 Mobara Baptist Church

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「神はどの時代にも」

2020年12月6日 塩山宗満

 マタイによる福音書 1章1-17節(新約 1ページ)

 私たちに与えられた救い主、イエス・キリストはここに記されている系図の中で、神の歴史上の様々なかかわりを持った一族から生まれてこられました。父祖アブラハムの流れをくみ、またダビデ王の系列でもありますが、主イエスは決して遠い存在ではなく、罪を犯したり、過ちをし続けたりした誤りの多い人間の家系から生まれてこられたのです。人間の罪がどのようなものであっても、その罪を乗り越えて神のみ業が進められていく、そして、神の赦しの恵みがいかに豊かにあらわれたかをマタイはこの系図を通して語っているのです。
 そして、その神の恵みが今、私たちにも注がれていることを知る、それがクリスマスのメッセージなのです。イエス・キリストにおいて神の救いの恵みはイスラエルにとどまらず、すべての人に広げられていきました。この系図に記されている4人の女性は外国人なのです。主イエスの恵みと祝福はイスラエルを越えて全世界に広がるのだ、と言うことをこの系図は語ります。この系図がここに記されている意味は、神が歴史の中で人々とか関わり続け、祝福を与え続けておられることを示しているのです。
 今日は待降節第2週です。イエス様がお生まれになるのを心をこめて、喜びをもって待つ時です。神からの祝福が多くの人たちの恵みとなるよう伝える働きが求められます。クリスマス案内のチラシを送付し、知り合いの皆さんに手渡しをして主イエスのご誕生をお祝いすることを伝えましょう。ご一緒にこの喜ばしい時を、祈りつつ、また一人でも多くの人たちにその喜びが伝わるよう願いつつ、過ごして参りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満