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 Mobara Baptist Church

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「最初のしるし」

2024年1月14日 塩山宗満

 ヨハネによる福音書 2章1-11節

 ユダヤ人の家には、清めのための大きな水がめが置いてありました。主イエスが言われたとおりに、それらにいっぱいに水を注ぎいれたところ、その水がぶどう酒になったと言うのです。そのことによって婚礼の席は喜びを続けることができました。
 このお話が語っていることは、イエス様があふれるほどの恵みをこの家に残していかれたことを象徴的に語っているのではないでしょうか。そして、このような恵みの出来事はガリラヤのカナで一度起こっただけではありません。この後、イエス様が出かけられるところでは何度も何度も起こったのです。イエス様に出会うと、水がぶどう酒に変わるような新しいこと、変化が起こってくるのです。
 そして、それは2000年経った後の今のわたしたちもそういう経験をしているのではないでしょうか。ここにおられる皆さんお一人お一人にイエス様と出会ってどんなことが起きたかをお尋ねすれば、水がぶどう酒に変わったようなあふれる恵みを頂いていることを皆さんが証ししてくださることでしょう。イエス様のことを知らない人がおられたら、あなたにもそんな変化が起きるのですよ、と申し上げたいのです。
 イエス様はこのガリラヤのカナでの結婚式を祝福されて、二人の祝宴が台無しにならないように水をぶどう酒にしかももっと良い葡萄酒に変えてくださいました。私たち自身は平凡な水のようなものなのですが、イエス様に出会って、良い香りを放つものと変えられたのかもしれません。わたしたちがそれぞれの置かれた場でさらにお互い年を重ねるにつれて熟成してよい香りを放つ「年代もの」の人間になっていくように祈ります。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満