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 Mobara Baptist Church

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「塩の味」

2021年2月21日 塩山宗満

 ルカによる福音書 14章25-35節(新約 137ページ)

 「確かに塩は良いものだ。だが、塩も塩気がなくなれば、その塩は何によって味が付けられようか。畑にも肥料にも、役立たず、外に投げ捨てられるだけだ。聞く耳のある者は聞きなさい。(14:34-35)」
 塩は料理には欠かせないものです。でも、その塩が味を失ってしまったらどうでしょう。何の役にも立ちません。塩は昔からとても貴重なものでした。塩は、昔から防腐剤、生ものを貯蔵するのに使いました。塩気をなくしてしまったら、みんな腐ってしまいます。イエス様はキリスト者がこの世の防腐剤になることを期待しておられます。その働きをしなかったら、世はどんどん腐っていきます。塩はもちろん第一級の調味料でもあります。キリスト者はこの世での塩のようなもので、この世に味を付け、風味を持ってくるのだとイエス様は言っておられるのです。その塩味がなくなったら実に、あじけない世の中になってきます。ここで、イエス様は、御自分に従っていく者、イエス様の弟子は、イエス様としっかり繋がって味をしっかり持った塩のように自分自身をこの世に加え、そして世や周りの人たちに仕えなさい、と言っておられるのです。
 コロナが蔓延している今の世で、何をすれば地の塩としての働きができるかは工夫していかなければなりませんが、福音を伝えることと並行して、世が求めていることに教会も応えていく必要があります。
 皆さん、このイエス様が勧めてくださる歩みをご一緒に歩んでいきましょう。イエス・キリストを救い主と信じて、この人生を教会の仲間と一緒に、また日本中、世界中のキリスト者と一緒に歩いていこうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満