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 Mobara Baptist Church

「委ねられた神の言葉」

2007年2月11日 塩山宗満

 ローマの信徒への手紙 3章1-8節

 医者が病人を治そうとするとき、病人が「わたしはそんな病気ではない」と言って、その病気を認めなければ医者は何をすることも出来ません。けれども、病人がその病気を認めたときに初めて治療をしてもらい、回復へ向かい、医者にも感謝することになります。それと同じように、罪人が罪を認めなければそこからの赦し、罪からの解放はありえません。神様の正しさがあって、罪がはっきり示され、そのことに気がついた罪人だけが悔い改めへ導かれ、そして、神様からの罪の赦しにあずかることができるのです。
 そのように悔い改めて、クリスチャンになったら、どんな良いことがあるのでしょうか。パウロの言葉を借りて、今の私たちの状況に当てはめてみると、「あなたがたには、神様の言葉が委ねられており、神様の前に正しく生きる道を示されているのだからこんな恵みはないではないか。キリストに従うとき、この恵みに気が付くべきである」ということではないでしょうか。
 日本のクリスチャンは人口の1%、120万人ほどだと言われています。その少数の人たちが礼拝に出席して、み言葉に聞き入り、また神様のみ言葉が伝わっていくように日本のために、それぞれの地域のために祈っています。神様はその祈りを聞いてくださり、もっともっと神様に従う人を増やしてくださることを私たちは確信しています。伝道に王道はないでしょう。地道に、周りの人たちにイエス様のことを伝えて生きましょう。バプテスマを受ける人が与えられるよう祈っていきましょう。その積み重ねで、私たちに委ねられている神様のみ言葉は広がっていくのです。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満