2007年4月15日 塩山宗満
ヨハネの手紙一 4章7-12節
■今年の主題聖句
「愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。」
「互いに愛しあいましょう」と勧めている根拠を、著者は二点、強調しています。一つは神様が愛ゆえに御子イエスを私たちに送ってくださったこと。もう一つは、愛のもとは神様にある、神様から出てきたのだと言う点です。イエス様が私たちの罪のためにあがないの供え物となってくださったことをここはあらためて語っています。
神様が私たちを愛してくださったことによって、私たちも互いに愛しあうことを神様は求めておられます。この手紙を書いた人は、私たちが愛しあうことによってのみ、神様が私たちのうちにとどまってくださることを語っています。
今年度、私たちはこのことばを教会の主題聖句として選びました。私たちは今年、愛を自分たちのものにしていこうという願いを持ったのです。ここでいう「互いに」とは、教会の仲間のことだけではありません。イエス様がまだこの教会の囲いの中にいない人たちのことためにも死んで、よみがえってくださったのですからこのみ言葉は広がりを持っていて、教会はそのために建てられているのです。責任重大です。もう一度この聖句をみんなで読んで、今年度の歩みをはじめましょう。