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 Mobara Baptist Church

「主の言葉がヨナに臨んだ」

2007年7月8日 塩山宗満

 ヨナ書 1章1-16節

 「主の言葉がアミタイの子ヨナに臨んだ。」主の言葉はどのように私たちに伝えられるのでしょう。私たちが神様からのみ心を受け取るときは、祈りの中で示されたとか、祈っていたことが聞かれたとか、逆にどうしようもない状態に追い込まれて、これはみこころではなかったのではないかとか、聖書を読んでいる中で示されたとかもあるでしょう。私たちが毎日暮らしているなかで、また祈っている中で、私たちの思い込みとか願望ではなく、神様の意志が、示されていくことがあります。そして、それは神様がその人を必要としておられる時なのです。
 私たちはそれに対して、聞き従っていくか、抵抗するか、逃げ出すかいろいろな道があるでしょう。けれども神さまは結局愛を持って、私たちにとって一番良い結果になるように導いてくださるということをヨナ書は示しているのではないでしょうか。逃げ出したヨナは、まだ悔い改めていません。でも、自分の命を捨てて、船に乗っているみんなの命を救うという思いは与えられていて、イエス様の十字架の道が暗示されているようです。
 また、私たちがきちんと人々との出会いの中で証をしていくと、ヨナの証によって異邦人の船乗りたちが礼拝に導かれていったように、私たちの周りの人も主なる神さまを礼拝するように導かれていくのだ、ということもここから読み取ることができるでしょう。「さあ、茂原の町に行って呼びかけよ」との言葉が聞こえてきます。私たちも、安心して主のことを語りつづけましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満