2007年9月2日 塩山宗満
ルカによる福音書 9章57-62節
ここには、タイプの違う3人の弟子の話が出てきます。イエス様は一人一人に、それぞれにふさわしい対応をしてくださいます。そこで、神の国にふさわしいものとはどんな人なのでしょうか。一つは、神様からの呼びかけがあると言うことです。自分の思い込みや熱心さでは神の国を受け入れ、神の国のために働くことは出来ないのです。また、神の国に入るためには「時」があって、神様からの招きを先送りしているとその時を逃してしまうのだ、ということも言っておられます。それから、イエス様に従うと言うことはどんな犠牲を払わなければならないかを良く見極めてそして決断しなさい、と言うことです。そして決断したら、後を振り返らないで、しっかり前を見ながら、神様のために働いていく、そんな人が求められています。
私たちはこの茂原バプテスト教会につながるものとして神様から呼び集められ、ここに集っています。私たち自身にも乗り越えなければならない課題がたくさんありますし、不十分な私たちであることは良く知っています。けれども神様のみ言葉が必要だという人はこの町にも隣の町にもたくさんおられます。人生には苦しいこと、困ったことがたくさんありますが、それを乗り越えていくためには神様からの言葉が必要で、それがこの町の人たちに届くようお祈りをせざるを得ません。そしてそのために私たちを用いてください、と願いながらこの教会での信仰生活を続けていきましょう。