2008年1月13日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 5章12-21節
パウロは、アダムとイエス・キリストを人類の代表として取り上げます。パウロは、イエス・キリストは第二のアダムだとも言います。第一のアダムは人類の先祖となったのですが、同時に罪と死を持ってきました。それに対して、イエス・キリストは命と恵みと喜びを持ってきてくださったのです。そして、今はまだ戴いていませんが、終わりの日に神様と共に生きる、希望、永遠の命を下さるのです。死が恵みによって覆され、私たちはイエス様を通して、永遠の命に導かれていく約束を戴いています。そこで、私たちクリスチャンが知っていなければならないことは突き詰めて言えば、この一人の人、イエス・キリストを信じて従います、とその一点でよいのです。
私たちは今日の午後、執事会を開いて、今年度、そして次の10年の私たちが目指す方向に付いて考えます。それは27日に皆さんとご一緒に考えることになりますが、基本は決まっています。この第二のアダム、イエス・キリストを宣べ伝えていくことですから。後は、それをどのように、この地域のどの人たちに伝えていくか、また、来られた方々にどのようにこの福音をお伝えしていくかの具体的な方向と方法を考えることになります。どうぞ皆さんも茂原バプテスト教会のことを覚えてお祈りくださるようにお願いをいたします。