2008年5月11日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 14章15-31節
「父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。(16節)」弁護者という言葉は、もとの言葉の意味はいろいろ取ることが出来るのですが、助け主、慰め主、英語ではComforter、Counselor、Helper などという訳があります。これは、聖霊のことを言っていて、この聖霊が父なる神から私たちに与えられ、ずっと留まってくださるとイエス様が約束をして下さっています。ここで、「あなたがたは」と言っておられるのは信じるものの群れ、教会を指していますから、教会はイエス様のおきてを守りつづけること、即ち、み言葉を語りつづけることが求められています。
「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。(23節)」父なる神とイエス様が私たちのところへ来て、一緒に住んでくださる、そのことが聖霊を戴くことによって実現するのです。
約束された聖霊が私たちに与えられると、どんなことが起きるのでしょうか。「聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(コリ一12:3)」と言う言葉がそのことをよく言い表しています。聖霊がわたしたちに降ると、悔い改めの思いが押し寄せてきます。そして主イエスを救い主として信じて、生涯を生きていきたいという熱い思いにさせられます。また、私たちは神様の愛を実感して、大きな喜びに満たされます。今日も礼拝の中でそれを実感しましょう。聖霊の素晴らしさを体験しましょう。