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 Mobara Baptist Church

「生きた水の川」

2008年6月29日 塩山宗満

 ヨハネによる福音書 7章32-44節

 仮庵祭は最終日に最も盛大に祝われます。シロアムの池からくみ出された水を祭壇にふりかけ、それを何度も繰り返して歌い、祝いました。その祭りの水が注がれている所にイエス様の声が響きます。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。(37−38節)」魂の渇きが癒されたければ、私の所に来なさい、とイエス様は語られます。神様からの恵みがその人の内に流れ込んでくるのです。その上、その人は渇きが癒されるだけでなく、その人の内から周りに向かって生きた水が注ぎ出され、周りの渇いている人を潤して命を与えつづけるようになるのだと言われます。イエス様が下さる祝福は、自分だけで持っていることは許されないで、他の人にも分けることが初めから求められているのです。
 イエス様を信じて生きるようになったら、その人が素晴らしいから、というのではなく、その人のうちに神様の愛が見られる、と周りの人々が皆さんを見るのです。いきなり変わるわけではありませんが、どこか違ってくるのです。
 私は皆さんの中に神様が下さった命の水の流れを見るのです。いただいた水がどのように流れ、用いられていくかは、お一人お一人さまざまでしょうが、どうぞ水の流れを止めないで下さい。私たちも神様から生きた水をいただきながら、与えられたこの時を、ご一緒に喜びを持って歩もうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満