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 Mobara Baptist Church

「三日目に死人の内よりよみがえり」

2008年8月10日 塩山宗満

 コリントの信徒への手紙一 15章1-11節

 使徒信条は、「陰府にくだり」と語ります。イエス様は人として生まれ、生き、死んで、そして死んだ人が行くところ、陰府にまで行かれたというのです。クリスチャンになって、救われてもその救いが愛する親とか子ども達と関係がないとしたら、その信仰を受け入れることが日本人にはなかなかむずかしいものです。イエス様がご自分の死後、この陰府に降り、すでに死んでいた人たちに福音を語られたと言う信仰をキリスト教はずっと持ちつづけてきました。「ローマ14:9 キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。」というみ言葉がそのことを語っています。これは、私たち日本人にとって慰めになるのではないでしょうか。
 続いて、使徒信条はイエス様のよみがえりのことを語ります。イエス様が十字架に掛かって死んでいかれた時散り散りに逃げていた弟子たちが、どういうわけかまた力を得て立ち上がり、ついには教会を建て上げました。勝利者としてのイエス様が現れてくださったからなのです。人々を縛って、苦しめていた「死」に対する勝利でした。人間にとって理解の出来ない敵であった「罪」と「死」を、イエス様がよみがえることによって乗り越えてくださったのです。そして私たちにもそれを乗り越える道を、希望を示してくださったのです。その道をイエス様に励まされながら皆様とともに歩んで生きたいと願います。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満