2008年8月24日 塩山宗満
マタイによる福音書 16章13-19節
この地上にある教会はどんな目的で、神様がお建てになったのでしょうか。一つは、召し出されたものたちが集まって礼拝を守ることです。私たちが毎日の生活を神様のみ心に従って歩んでいくために私たちは神様のみ言葉に聞きながら歩まなければなりません。礼拝で、聖書を読み、賛美歌を歌い、祈りをし、兄弟姉妹と交わりの時を持つ、これはとても大事な教会の働きです。そして、友のことを祈ってください。この友が何に苦しんでいるか、何が課題かが分からないと具体的な祈りが出来ません。ですから交わりも大切にしましょう。「聖徒の交わり」とはそういうことです。
もう一つ皆さんが神様からこの教会に召し出された理由は、皆さんもイエス様がこの地上で働かれたように、神と仲間の人たちやこの社会に仕えるためなのです。では、私たちはどのような形で仕えることが出来るでしょう。今の社会で求められているのは教会として数において成長する姿だけではありません。イエス様が生きられたように生きるには、他にも生き方があります。自分も苦しみの内にあり、そこから救い出された人たちがここ茂原バプテスト教会には集められていますから、苦しみを持っているほかの人たちに寄り添って生きる、そんな働きを一人一人がする、そのような人たちが集まっている小さな教会があっても良いのです。私たちがどのような教会になっていけばよいのかをぜひ皆さんと考えて祈りの課題にしていきたいと願っています。次の10年の目標、祈りの課題を探していこうではありませんか。