2008年9月7日 塩山宗満
マタイによる福音書 28章16-20節
私たち茂原バプテスト教会の使命は「礼拝」「伝道」「牧会」「奉仕」である、と教会の信仰告白に記されています。この教会のすべての働きが今日の聖書箇所にまとめられています。教会は「行って、バプテスマを施し、教える」という繰り返しの弟子作りのサイクルに加わるのです。そして、それはみ言葉を聴くことから始まっています。
聖書のみ言葉はどのように私たちに届けられていくのでしょうか。一つは、礼拝の中です。聖書が読まれ、その聖書に基づいた説教、宣教の言葉が語られていきます。この宣教は私たちの信仰や、教会生活を整えてくれます。皆さんもどうかこの主日礼拝を大事にして、そこで語られるメッセージから、神様の御心を聞き取ってください。
み言葉のもう一つのチャンネルは、皆さんお一人お一人が毎日の生活の中で時間を作って、静かに聖書を開き読んで、そして祈る時間を持つことです。なかなかそのような時間が取れない、と私たちはつぶやきます。そう、これは一種の戦いです。
み言葉を読む三つめのチャンネルが、教会に来ている仲間と一緒に読む教会学校の場です。ここでは、聖書が読まれ、メンバーの必要にあわせてみ言葉が語られ、解釈され、証しされていきます。聴くだけではなく、一人一人がみ言葉を語り、証しする場になります。苦しみ、痛みを分かち合う場でもあります。この三つがバランスよく組み合わされると、私たちはクリスチャンとしてのよい歩みが出来ます。教会学校をその学ぶ場として大いに用いていきましょう。