2008年9月21日 塩山宗満
ルカによる福音書 15章1-7節
イエス様のこのたとえはとても短いお話です。でも、イエス様の愛の真髄を表しているといえるでしょう。イエス様は一人一人を愛してくださり、迷っている一人が帰ってくるまで心を痛めて、探し回って下さるのです。そのイエス様に従う私たちも、「行って」仲間を探し出す働きに招かれています。どこへ行くかは、一人一人違うでしょう。家庭へ、学校へ、職場へ、地域へ行ってさまざまな人たちと出会って、そこで証しをし、その人たちが神様の元へやってくるように祈り、招きつづけます。私たちは、ともに歩む働きを礼拝と教会の交わり、そして教会学校に託しています。教会学校のクラスは、日曜日に集まって、聖書を読んで理解しあうだけでなく、週の他の日にもお互いが支えあう、そのような働きが出来るのです。
どうぞ皆さん、教会学校のクラスに出席してください。自分をそこで確かめたり、仲間の証しを聞いたりしながら、神様のみ言葉に仲間と一緒に触れてください。そして、その仲間のため、そしてそこに新しく加わってこられる方たちのことをおぼえて、祈り、励まし、支えあう働きに加わってください。お互いに、電話をしたり手紙を書いたり、メールをしあったりして、助け合い、支えあってください。世のみんなが忙しい中、教会の仲間、初めて訪ねてこられた方たちに少しだけ心を向けてください。主イエスを信じる信仰の仲間が加えられると、天においても、地においても、大きな喜びが湧き上がる出来事になります。そのために私たちも祈り、務めましょう。