2008年11月16日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 10章1-16節
日本のどこでもそうでしょうが、教会でも会員の年齢層が急速に高齢化して行くといわれています。そのような時代に、こどもたちが信仰を受け継いで育って行くことはとても大事なことです。私たちの教会には若い人たちがいて、こどもたちもいて、とても嬉しいことです。
そこで、若い皆さんにぜひ、憶えておいてほしいことがあります。今皆さんはお父さん、お母さんに連れられて教会に来ています。そして、イエス様を救い主と信じてバプテスマを受け、クリスチャンになったひともたくさんいます。でもいつか、皆さんはご両親の元を離れて、新しいところへ出て行きます。そのように出て行ったところがどこであっても、どうか近くにある教会へ行って礼拝に出席し続け、聖書を読み続け、自分に与えられた恵みを感謝しつつ自分を献げ、献金を献げ続けてほしいのです。イエス様は、「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。(11節)」と言って、ご自分の命を私たちのために捨ててくださいました。そのイエス様を信じて生きる決心をした私たちは、このイエス様の愛に応えて生きていくのですから、喜んで、心からこの世に仕えていくことが出来ます。そのように生きることによって、イエス様が言っておられる「わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。(16節)」と言う聖書の言葉が実現していきます。どうかこの良い羊飼いに従い続けてください。神様からの恵みを戴くだけでなく、それを感謝を持ってお応えする毎日を送っていこうではありませんか。