2008年11月30日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 12章20-26節
バプテスト連盟は国外伝道の働きとしてタイ、シンガポール、ルワンダ、それにインドやインドネシアでの活動のサポートをしています。日本からこれらの地域へ出かけている人たちは時に生命の危険さえあります。タイでは今空港が占拠されていて身動きが取れません。ここには日高嘉彦、龍子夫妻が宣教師、また神学校教師として派遣されています。シンガポールの岡村直子先生はシンガポール日本人教会の牧師として5年働かれましたが、今年一杯で終了して、帰国されます。ルワンダは宣教師ではありませんが、ミッションボランティアとしてフツ族とツチ族の和解のために佐々木和之さんが働いておられるので、その活動費だけサポートして、国内に支える会ができていて、生活費、教育費はそこが支援しています。
さて、この方々を覚えて、神様の支えがあるようにお祈りをするのですが、私たちも目を海外に向けること、その働きを憶えて祈ることはぜひ続けましょう。同時に、私たちの周りにある世界との接点、例えば近所に住んでいる外国の人たちのこととか、学校や職場で出会う外国の人たち、その人たちとどのように接していけばよいか、またその人たちとのかかわりを大事にしながらどのように福音を伝えていけばよいか、ぜひ皆さんもご自分のこととして考えて見てください。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」と言われたイエス様のことばを私たちはどのようの受け止め、生きていけばよいかを考える時としたいと願います。