2009年1月4日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 9章1-18節
新年おめでとうございます。経済的な困難が全世界を覆い、この日本もそれに巻き込まれて職を失う人がたくさんいる、と言った状況が続いていますが、どんな状況の中でも、いつの時代にも神を求め、神に従っていく民が起こされていきますので、教会は働きを続けていきます。このようなときにこそ、生きる目的をしっかり持って毎日を歩むことが求められますので、今年もご一緒に毎週の礼拝でそれを確認しながら一歩一歩歩んでまいりたいと願います。
「このように、神は御自分が憐れみたいと思う者を憐れみ、かたくなにしたいと思う者をかたくなにされるのです。(18節)」
神はご自分が憐れみたいと思う者を憐れまれるのですが、み言葉はすべての人に語りかけられていて、神はすべての人を招いておられます。その招きに応え、み言葉を聞きに来ているわたしやあなた方は神に選ばれているから神を礼拝することが可能になっているのです。私たちは何の力もないのに、ただ神の憐れみによってここで礼拝することを許されているのです。
神の憐れみにかなう人が誰であるかは私たちには知りようがありませんので、私たちに出来ることはこの神の言葉である福音を伝え続けることなのではないでしょうか。
1月25日(日)に創立10周年記念伝道礼拝を予定しています。この集まりが何よりも神様の言葉を聞く時となるように、そしてこれまでこの教会にかかわりを持った人たちや、皆さんの身近にいてみ言葉を伝えたい人にぜひこの集まりに来ていただき、み言葉に触れていただきたいと願っています。どうかそのために、皆さんのお祈りとお力添えをお願いいたします。