2009年1月18日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 10章1-13節
人はどのようにして救いにあずかることができるのでしょうか。とても単純なことなのです。「実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。(10節)」
わたしたちは聖書の学びをし、また教会でこのような礼拝の中で賛美歌を歌い、共に祈り、メッセージを聞いていると、ああ、確かに神がおられて、私たちに語り掛け下さっているのだ、ということを知らされます。そして、心で信じたら、その内側のことを口から叫ばずにいられなくなります。そこで、神と人との前で信仰告白をして救いにあずかるのです。その証しとして、わたしたちはバプテスマ式を行います。
ユダヤ人はかたくなで、イエス様を十字架につけてしまいましたが、それで終わりだと言うのではありません。ユダヤ人であってもギリシア人であっても、信仰によって信じるなら救われる、ということをパウロはここで確認しています。「「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。(13節)」
来週はいよいよ、記念礼拝です。どうぞ、この集まりがまず、福音を聞く場となりますよう祈って準備をしてください。皆さんの身近な人で、神の言葉を聞いて欲しい、という方を誘ってきてください。お連れ合い、家族、友人たちを覚えてください。ご一緒に神が私たちの群れに何をしてくださったかを確かめようではありませんか。