2009年1月25日 新小岩バプテスト教会牧師 川口義雄
茂原バプテスト教会の10周年おめでとうございます。
新小岩教会は10周年を心から喜び、神様の祝福を祈ります。
世界中の人間による組織、それは企業でも、学校でも、教会でも、人間が構成する組織には寿命があるといわれています。ほとんどの組織は10年以内に死んでしまいます。教会も例外ではありません。ですから百年を超える教会はそのほとんどが衰退し弱り切った状態なのです。新小岩教会は60周年を迎えます。そして大きな岐路に立っています。
これから10年20年、そして50年、どのような目標を持って進めばよいのでしょうか。強力な伝道、豊かな礼拝、大胆な世界伝道、信徒訓練、機能的な教会施設・・・、大切なものはたくさんあります。
けれどもそれらのものは、やがて色あせ、古びていくものです。新小岩教会は、そして茂原教会は、すばらしい賜物をいただいています。それは「恵み」です。無限の無償の、そして普遍的な「恵み」です。
「恵み」の裏側には「使命」が与えられています。茂原教会の礼拝が、伝道が、そして牧会がいつも神様も無限の恵みに満ちあふれたものである必要があります。
あなたの個人的な生活はどうですか。あなたの人生は今日、終末となっても大丈夫ですか。そのカギは「恵み」にあるのです。