2009年2月1日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 10章14-21節
先週は、創立10周年記念伝道礼拝を新小岩教会の川口義雄先生をお迎えして、祝福の内にささげることが出来て、神さまに感謝を致します。次の10年をどのような祈りと、幻を持って歩んでいくかを皆さんと一緒に捜し求めながら、これからしばらくまた一歩一歩歩んでいきたいと願っております。
「良い知らせを伝えるもの足はなんと美しいことか(10:15b)」皆さんには誰がこの福音を届けてくれましたか。あの人がいなければ今わたしはこの礼拝に出てはいない、そう思われる人がおられるでしょう。それは家族だったかもしれませんし、友人だったかもしれません。神はその人を遣わしてくださったのです。
では、皆さんの周りの人、まだこのよい知らせを聞いていない人たち、まだ信じることができないでいる人たちにとって、この良い知らせを伝えるのは誰でしょう。それは他でもない、皆さんお一人お一人なのです。私たちの教会はみ言葉を宣べ伝え、一人でも多くの人たちにみ言葉を聞いてもらい、共に信じて与えられた時を歩んでいくように、その皆さんの周りの人たち、またこの地域の人たちのところへ遣わされていることを改めて確かめておきたいのです。教会が、ということはその教会を作り上げているイエス様を頭とした手足、すなわち私たち一人一人がその務めに遣わされているのです。さあ、今日から次の10年への出発です。
皆さんも遣わされるように召されているので、ここに集められていて、「美しい足」を持った一人なのです。どうぞ、この流れの中に加わって、美しい足の一つになっていただきたい、と願います。