2009年8月16日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 6章1-7節
私たちがイエス様に出会って、自らの罪を自覚し、イエス様を救い主として受け入れる時、それを神と人とに言い表して、私たちはバプテスマへ向かい、そして教会に加わります。私たちが属する教会二つあるといわれます。一つは見えない教会、即ち時代を超え、場所を越え、人間が作り出した垣根を越えて、イエス・キリストを主と信じる者たちの大きな群です。もう一つ、この地上で神の国のために働くもの集まりであるこの地上の教会があり、一人一人が住民登録をしてしっかりと根を張っていきます。
私たちはどうして今日ここにいるのでしょう。嘉信君の信仰告白に、「僕もクリスチャンになりたくなり、今日はここにいます。」という言葉がありました。今日ここに大勢で奉仕をしてくださっている恵約宣教教会の人たちも、どうして茂原に行く決心をしたのでしょう。それはここにおられる皆さんが、神から呼びかけられ、集められているからなのです。ここには嬉しくて仕方がないという人もいるでしょうし、苦しみのあまり息が止まりそうだと言う人もいるかもしれません。けれども、そのような一人一人が神に呼び出されてここに集っているのです。それは私たちが救いに預かるため、神に出会って自由にされるためなのですが、同時に神が私たちに期待しておられる神の国の広がりを作り出すための働きに加わっていくためでもあるのです。ご一緒にこの働きをそれぞれ置かれた場所で行っていきましょう。