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 Mobara Baptist Church

「主イエスのバプテスマ」

2009年12月13日 塩山宗満

 マタイによる福音書 3章1-17節

 先週久しぶりに銀座の町を歩いてみました。雨の中でしたからあまり長い時間はいなかったのですが、やはり日本一の町並み、クリスマスの飾りがとてもきれいでした。そして、行き交う人たちを眺めながら考えさせられるのは、この飾りをみんなは何のためにやっているのか、ということです。せめて、クリスマスの時ぐらい聖書を読むなり、教会に行くなりして、イエス様がこの世に来られたことの意味を考えてみて欲しいなと思うのです。
 13-17節にはイエス様がヨルダン川でこのヨハネからバプテスマを受けられたことが記されています。ヨハネのところへは全ユダヤから人々が集まってきて、列をなして罪を告白し、バプテスマを受けていたようです。そこへ、イエス様が来られたのです。ヨハネにとって、これは驚天動地のことでした。イエス様にバプテスマを授けることなどはとても出来ません、と叫ぶヨハネに対して、イエス様は「今は、止めないでほしい。正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいことです。(3:15)」と言われました。イエス様は徹底して人間としての道を歩もうとされたので、人としてバプテスマを受けることは、イエス様に取ってどうしても必要だったのです。イエス様はどこまでも人を愛しつづけ、一匹の羊を追いかける羊飼いのように、私たち一人一人に目を止め、愛し、そして招いてくださるのです。ですから、私たちはイエス様がお受けになったのと同じような形でバプテスマを受けて、神を信じるものになりましょう、とお勧めするのです。
 このアドベントのときをご一緒に祈り、働き、待って過ごしてまいりましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満