2010年5月23日 塩山宗満
使徒言行録 2章1-13節
その日、弟子たちはイエス様からの約束の聖霊を待って、二階家の一室に集まって祈りをささげていました。そこへ激しい風が吹いてきたような音が響き渡り、舌のようなものが炎のように分かれて集まっていた一人一人の上にとどまり、そしてその人たちがいろんな国の言葉で話し始めたのです。イエス様によって約束された聖霊がこのような形で弟子たち一人一人の中に注がれ、その炎は一人一人の内側に留まり、弟子たちを動かしていきました。
今日は聖書をいろいろな言葉で読んでいただきました。英語、スペイン語、韓国語、そして日本語。私たちはいろいろな国の言葉すべては理解できないのですが、でも読まれた個所は使徒言行録2章1−6節なので、理解できます。
私たちの教会は茂原という小さな町に建てられたバプテスト教会ですが、私たちの教会には茂原市六ツ野や、この近くで生まれ育った人もいるし、全国のいろいろなところからやってきて茂原に住むことになった人たちもいます。それだけでなく、全世界、アジア、南北アメリカ大陸、ヨーロッパから来た人たちまでこうしていっしょに集まって礼拝をしています。ですからいろいろな言葉が飛び交っています。言葉そのものはわからなくても、教会が語る中身、イエス・キリストの福音はわかるので、こうして一緒に礼拝を守ることができるのです。神がこのようなかたちでこの教会を用いようとしておられる事を心から感謝します。これからもますます用いられていくよう、みんなでお祈りをしていこうではありませんか。
(引用聖句:ヨハネ14:26、コリント一12:3b)