2010年7月11日 塩山宗満
使徒言行録 6章1-7節
使徒たちは「それで、兄弟たち、あなたがたの中から、“霊”と知恵に満ちた評判の良い人を七人選びなさい。彼らにその仕事を任せよう。わたしたちは、祈りと御言葉の奉仕に専念することにします。(6:3-4)」と言って、教会総会に教会のさまざまな仕事を担当する、7人を選ぶように提案します。教会のさまざまなことを行う人たちなのですが、神に仕える仕事である以上、業務処理能力や企画力など以上に、選ばれる人は公平中立であり、誘惑にも陥らない人であることが求められています。
私たちの教会にもさまざまな仕事を引き受けてくださっている執事さんたちがおられます。田名網宏次兄、藤本政嘉兄、結縄嘉夫兄、堀部映子姉、石綿和久兄の5人です。教会組織がされ連盟に加入しようとしていた、1999年10月24日にこの方たちが終身執事として選ばれ、按手を受けて就任され、それから10年この仕事を担ってこられました。どうかこの執事さんたちのためにお祈りくださるようお願いをいたします。
先週の木曜日に婦人の集いが持たれ、そこで聖書から「とりなしの祈り」ということを学びました。ある方が、『自分の力ではどうしようもなくなり、祈ることもできなくなったときに、教会の仲間に「祈っているからね」と言われ、そのときに祈られていることを実感することができ、思いもしなかったほうへ事態が進んで解決に導かれていことが何度もありました』と語ってくださいました。私たちも自分の祈りの中に、ぜひ教会のこと、友のこと、日本のこと、世界のことを祈っていきましょう。