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 Mobara Baptist Church

「同じ人間にすぎません」

2011年7月24日 塩山宗満

 使徒言行録 14章8-20節

 リストラの町の人たちは、パウロとバルナバを神にしてしまおうとしましたが、私たち日本人もすぐに人を神にはしてしまうことに抵抗がないようです。たとえば天神様というのは学問の神様と言われている菅原道真を祀っているのだし、明治や昭和の軍人たちを祀った神社もたくさんあります。島田裕巳という宗教学者は無宗教が日本人にはもっとも合っているのだと言います。
 でも、私達にはイエス・キリストを通して知ることができる、ただ一人の神を宣べ伝え続けることが、イエス様のご命令としてありますから、語り続けます。キリスト教の宣教の中身は2000年変わらないものです。その変わらない、伝えるべき内容をしっかり保ちながら今の時代にあった宣教の方法を考えていかなければなりません。でも、まずは毎週行っている礼拝でしっかり神の言葉が語られ、神が賛美され、祈りがされていることが第一です。そして、私たちの礼拝がここ茂原の地で何年も、20年、50年、100年と続いていくことによって、この教会がこの町になくてはならないものになっていくのです。
 その後、ユダヤ人たちに石で殺されそうになったパウロは、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、弟子たちに信仰に踏みとどまるように励ましました。(14:22)このパウロの言葉は今でも私たちの前に置かれているのではないでしょうか。困難や苦しみが来ても、それを乗り越えて主なる神を信じ、礼拝をし続け、み言葉を語り続けていこうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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TEL/FAX 0475-22-8275

牧師 塩山宗満