2011年9月25日 塩山宗満
エフェソの信徒への手紙 4章7-16節
バプテスト教会の特徴は、以下のようなことが挙げられます。@聖書中心主義、Aキリスト中心主義、B信仰者のバプテスマ、C浸礼、D万人祭司と民主的教会運営、E各個教会主義、などです。
この中で一番バプテスト的なのは、「万人祭司と民主的教会運営」という点です。私たちの教会は、牧師が一人で働いて造り上げていくところではなく、執事、役員が教会を動かしているのでもありません。私たちの教会は、教会員一人一人によって運営されているのです。
では、バプテスト教会の会員はどう生きるように勧められているのでしょうか。先週お話したことは、毎週の礼拝に出席することにより、自分の生き方を聖書に基づき確かめていくこと、自分で聖書を読み、祈る時を持つこと、その祈りも、自分のことだけでなく教会のこと、「互いに祈り合おう」ということを行っていくこと、そして、月約献金を毎月決まって献げることによって教会を具体的に支えていくということでした。その他には、何があるでしょう。今日の聖書によると、様々な賜物に応じて、主の体である教会のために働きなさい、と言うことですから、教会で、みんなで行っていく計画の実行に加わっていくだけでなく、皆さんの創意工夫をこらした伝道の働きを皆さんが考えて実行しても良いのです。「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。(4:16)」そのような働きを通して、一生、神と教会に仕えていきましょう。