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 Mobara Baptist Church

「主において常に喜びなさい」

2011年12月18日 塩山宗満

 フィリピの信徒への手紙 4章4-7節

 今日の聖書は「主において」、「イエス・キリストによって」と言うことが鍵になるのではないでしょうか。このことは広く考えると、人間の歴史の中に神が入ってこられたことです。それも十字架につけられ、甦った主という形で私たち人間と関わりを持って下さったのです。その歴史的な出来事が、私たちともつながりがあって、私たちも主と共に死に、主と共に甦えることによって、旧い自分は死に、キリストが住んでくださっている新しい自分になるのだ、と言うことを語っているのです。それから、主によって生きること、イエス・キリストによって生きることは、私という一人の個人的なものであると同時に、イエス様と共に歩んでいる共同体、教会の歩みとも重なりますから、キリストと共に、と言うことは教会に属している私たち、と言い換えることも出来るのです。
 私たちはこのパウロが語ったように喜んで生きていくことが出来るのでしょうか。そう、出来るのです。神は私たちの状況をすっかり変えてしまって、すばらしい姿に変えてくださるのでも、あなた達に立派になってほしいと言っておられるのでもありません。ただ、神はどのような場面にも「私はあなたと共にいる」、インマヌエルと言って下さるのです。「主において常に喜びなさい。」というみ言葉をしっかり受け止めて、このアドベントの時を過ごしましょう。クリスマスおめでとうございます。皆さんのご家庭に、職場に、学校にイエス様が来て下さり、一緒にいてくださることをみんなで祈り続けましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満