2012年8月26日 塩山宗満
使徒言行録 22章1-21節 (新約 258ページ)
使徒パウロが、熱心なユダヤ教徒でキリスト者を迫害していたのに、主イエスと出会い、方向転換をして、今度は主イエスの福音を宣べ伝える人になったこと、それもユダヤ人だけではなく、異邦人、言い換えると「全世界の人たちに宣べ伝える」役割を担ったことを使徒言行録から読んできました。そしてその原点は、パウロがイエス様に出会ったことから始まったのです。
わたしたちはいろいろな生き方をしてきたのですが、ある時に不思議な導きでイエス様のことを知るようになりました。それは、わたしたちが苦しみにあっているときでもあったかもしれませんが、全くそのようなこともない普通の時にふと知らされた人もいるでしょう。そしてそのようにイエス様のことを知らされた人はイエス様に従って生きていきたいという、不思議な思いが与えられ、バプテスマを受けて、クリスチャンになり、教会に加わりました。
でも、パウロの生き方をみていると、それで終わりではないことに気がつきます。イエス様に従うと言うことは、神の愛に応えて生きると言うことです。愛されて生きるだけではなく、人を愛する存在になりなさい、と言っているようです。ですから、愛されるだけの存在から、愛する存在になっていきましょう。
愛する存在となって生きていく第一歩は、まず、イエス・キリストを救い主と信じる決断をし、イエス様に従って歩むという人生を選び取ることです。私たちはこの茂原バプテスト教会に根を張ってここから神の国のために働いていくと言う決断をしましょう。