Mobara Baptist Church
「神のご計画」
2014年3月16日 塩山宗満
出エジプト記 13章17-22節 （旧約 115ページ）
ファラオがイスラエルの民に早く出ていってくれと言ったとき、「神は彼らをペリシテ街道には導かれなかった。（13：17）」と記されています。このペリシテ街道という道は隊商などがよく通る道で、神が約束されたカナンの地にも近い道だったのですが、問題が一つありました。当時そこを支配していたペリシテ人に妨げられるかもしれないというおそれがあったのです。主なる神はイスラエルの人々がそれを恐れて、「戦うぐらいなら、エジプトへ帰る」と言って引き返してしまうかもしれないと思われたのです。
ここを読むと、神のご計画というのは神が一方的に立てて、その通りに力をふるって行われる、ということではなく、神のご計画は人間の側の社会的、政治的、歴史的な状況などを考えに入れた上でできあがっていくのだ、また状況の変化に応じて変化していくのだ、この計画にかかわる一人ひとりの状況さえも神のご計画の実行に当たっては考慮されるのだ、と言うことが分かります。
もちろん、神はありとあらゆる力を用いて、ご計画を達成しようとされるのですが、このように状況に応じてもっともよい方向へ計画を変えることもされるのです。そこで私たちが何かを神のために行うときに、私たちはしっかり考えて計画し、それが神の御心に適うかどうかを祈りながら実行していくことが求められます。御心を待つ、と言って何も考えずに、何もしないで過ごすことはこの聖書の言葉から見ると正しくないのではないでしょうか。
皆さんにもそれぞれにふさわしい神のご計画があり、それが見えてくるときがきっとあります。その時を待ち、み心を受け取りましょう。
ファラオがイスラエルの民に早く出ていってくれと言ったとき、「神は彼らをペリシテ街道には導かれなかった。（13：17）」と記されています。このペリシテ街道という道は隊商などがよく通る道で、神が約束されたカナンの地にも近い道だったのですが、問題が一つありました。当時そこを支配していたペリシテ人に妨げられるかもしれないというおそれがあったのです。主なる神はイスラエルの人々がそれを恐れて、「戦うぐらいなら、エジプトへ帰る」と言って引き返してしまうかもしれないと思われたのです。
ここを読むと、神のご計画というのは神が一方的に立てて、その通りに力をふるって行われる、ということではなく、神のご計画は人間の側の社会的、政治的、歴史的な状況などを考えに入れた上でできあがっていくのだ、また状況の変化に応じて変化していくのだ、この計画にかかわる一人ひとりの状況さえも神のご計画の実行に当たっては考慮されるのだ、と言うことが分かります。
もちろん、神はありとあらゆる力を用いて、ご計画を達成しようとされるのですが、このように状況に応じてもっともよい方向へ計画を変えることもされるのです。そこで私たちが何かを神のために行うときに、私たちはしっかり考えて計画し、それが神の御心に適うかどうかを祈りながら実行していくことが求められます。御心を待つ、と言って何も考えずに、何もしないで過ごすことはこの聖書の言葉から見ると正しくないのではないでしょうか。
皆さんにもそれぞれにふさわしい神のご計画があり、それが見えてくるときがきっとあります。その時を待ち、み心を受け取りましょう。
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牧師 塩山宗満
